市川海老蔵 第三回 自主公演 ABKAI 2015 市川海老蔵 第三回 自主公演 ABKAI 2015

市川海老蔵(いちかわ えびそう)

市川 海老蔵
(いちかわ えびぞう)

■代数:十一代目   ■屋号:成田屋

◆主な出演作品

<歌舞伎> ◇『雪暮夜入谷畦道』の“片岡直次郎” ◇『鳴神』の“鳴神上人” ◇『源氏物語』の“光君” ◇『助六由縁江戸桜』の“花川戸助六” ◇『鏡獅子』の“小姓弥生後に獅子の精” ◇『勧進帳』の“武蔵坊弁慶”“富樫左衛門”

<テレビ> ◇1994年 NHK大河ドラマ『花の乱』にて“足利義政の青年時代”役 ◇2003年 NHK大河ドラマ『武蔵MUSASHI』にて主人公“宮本武蔵”役 ◇2009年 TBS『MR.BRAIN』にて“武井公平”役 ◇2010年 日本テレビ 生誕100年記念『松本清張ドラマスペシャル・霧の旗』にて“大塚欽也”役

<映画> ◇2006年 『出口のない海』の“並木浩二”役 ◇2010年 『一命』の“津雲半四郎”役 ◇2013年 『利休にたずねよ』の“千利休”役

市川 右近(いちかわ うこん)

市川 右近
(いちかわ うこん)

■代数:初代   ■屋号:澤瀉屋

1963年11月26日生まれ。飛鳥流家元・飛鳥峯王の長男。1972年6月南座『天一坊』の一子・忠右衛門の本名で初舞台。1975年、三代目市川猿之助の部屋子となり市川右近を名のる。『義経千本桜』などの古典に限らず、スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』などで澤瀉屋一門の主力選手として、若手を牽引する存在。歌舞伎以外にもテレビドラマや翻訳劇等にも出演、またオペラの演出を手掛けるなど、マルチな才能を如何なく発揮している。

片岡市蔵(かたおか いちぞう)

片岡 市蔵
(かたおか いちぞう)

■代数:六代目   ■屋号:松島屋

1958年12月12日生まれ。五代目片岡市蔵の長男。1962年4月歌舞伎座『助六由縁江戸桜』の禿で片岡幸一の名で初舞台。1969年11月歌舞伎座『助六由縁江戸桜』の茶屋廻り金太ほかで六代目片岡十蔵を襲名。1985年名題昇進。2003年5月歌舞伎座『実盛物語』の瀬尾十郎ほかで六代目片岡市蔵を襲名。

市川九團次(いちかわ くだんじ)

市川 九團次
(いちかわ くだんじ)

■代数:四代目   ■屋号:高島屋

1972年4月4日生まれ。1998年大阪松竹座で坂東竹志郎を名のり初舞台。2005年四代目坂東薪車襲名。2014年市川海老蔵門下となり、市川道行を名のる。2015年1月新橋演舞場『石川五右衛門』のヌルハチ役で四代目市川九團次を襲名。

 

演出

宮本亜門

宮本 亜門
演出家

2004年、東洋人初の演出家としてニューヨークのオンブロードウェイにて「太平洋序曲」を上演し、同作はトニー賞の4部門でノミネートを果たす。2011年KAAT神奈川芸術劇場こけら落とし公演として三島由紀夫原作の「金閣寺」を舞台化し、NYリンカーン・センター・フェスティバルに正式招へいされるなど、ミュージカル、ストレートプレイ、オペラ、歌舞伎等、ジャンルを越える演出家として国内外で幅広い作品を手がけている。
2015年7月には、オーストリアで好評だったオペラ「魔笛」(東京文化会館)の日本凱旋公演と、初めて手がける和太鼓DRUM TAOの演出を予定している。
また10月には京都の上賀茂神社・式年遷宮で奉納劇を上演予定。

脚本

宮沢章夫

宮沢 章夫
劇作家・演出家・小説家

1980年代半ば、竹中直人、いとうせいこうらとともに「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」を開始、すべての作・演 出を手掛ける。90年「遊園地再生事業団」の活動を始める。93年『ヒネミ』で第37回岸田國士戯曲賞受賞。『ニッポン戦後サブカルチャー史』(NHK出版)他著書多数。「遊園地再生事業団と主宰・宮沢章夫のサイト」 http://www.u-ench.com/