十三代目 市川團十郎白猿襲名披露巡業

十三代目 市川團十郎白猿 襲名記念公演

公演スケジュール

5月17日現在

日程 会場 都道府県 開演時間 料金(税込) 一般発売 お問い合わせ先
8/30(金) 成田国際文化会館 千葉 15時
※開演時間が
変更になりました。
S席 13,000円
A席 10,000円
6月2日(日) 成田市観光プロモーション課
TEL:0476-20-1540(平日8時半~17時15分)
9/3(火) リンクステーションホール青森
(青森市文化会館)
青森 13時 S席 13,000円
A席 11,000円
6月2日(日) スパイスコミュニケーション
TEL:022-302-3201(平日11時〜16時)
9/4(水) 名取市文化会館 大ホール 宮城 13時 S席 13,000円
A席 11,000円
6月2日(日) スパイスコミュニケーション
TEL:022-302-3201(平日11時〜16時)
9/7(土) 島根県民会館 大ホール 島根 ①13時
②16時30分
S席 13,000円
A席 11,000円
6月6日(木) 山陰中央新報社 事業部
TEL: 0852-32-3415 (平日10時〜17時)
9/8(日) とりぎん文化会館
(鳥取県立県民文化会館)
鳥取 12時 一等席 13,000円
二等席 10,000円
6月6日(木) グッドラック・プロモーション株式会社
TEL:086-214-3777(平日10時〜17時)
9/11(水) 神戸文化ホール 大ホール 兵庫 13時 一等席 13,000円
二等席 8,500円
25歳以下 5,000円
高校生以下 1,000円
6月21日(金) 神戸文化ホールプレイガイド
TEL:078-351-3349
(10時〜17時 月曜休業※祝日の場合は翌平日)
9/12(木) 広島文化学園HBGホール 広島 13時 一等席 13,000円
二等席 11,000円
6月6日(木) グッドラック・プロモーション株式会社
TEL:086-214-3777(平日10時〜17時)
9/14(土) J:COM北九州芸術劇場
大ホール
福岡 ①11時
②15時
一等席 13,000円
二等席 12,000円
6月2日(日) 西日本新聞イベントサービス
TEL:092-711-5491(平日9時30分~17時30分)
Zen-A(ゼンエイ)
TEL:03-3538-2300(平日11時~19時)
9/15(日) iichiko総合文化センター
iichikoグランシアタ
大分 13時 GS席 13,000円
S席 10,000円
A席 7,000円
A席 (25歳以下)3,000円
B席 (3階席)4,000円
6月6日(木)
iichiko総合文化センター
[(公財)大分県芸術文化スポーツ振興財団]
TEL:097-533-4004(平日10時~17時)
9/16(月・祝) アルカスSASEBO 大ホール 長崎 13時 一等席13,000円
二等席11,000円
三等席8,500円
6月2日(日) Zen-A(ゼンエイ)
TEL:03-3538-2300(平日11時~19時)
9/18(水) 高山市民文化会館 大ホール 岐阜 ①13時
②16時30分
S席 13,000円
A席 11,000円
6月4日(火) 中京テレビクリエイション
TEL:052-588-4477 (平日11時~17時/土・日・祝休業)
9/20(金) 愛知県芸術劇場 大ホール 愛知 ①13時
②16時30分
S席 13,000円
A席 11,000円
6月4日(火) 中京テレビクリエイション
TEL:052-588-4477 (平日 11時~17時/土・日・祝休業)
9/21(土) ロームシアター京都
メインホール
京都 13時 一等席 13,000円
二等席 10,500円
7月7日(日) キョードーインフォメーション
TEL:0570-200-888(11時~18時/※日祝休業)
9/22(日) 四日市市文化会館
第1ホール
三重 13時 S席 13,000円
A席 11,000円
6月4日(火) 中京テレビクリエイション
TEL:052-588-4477 (平日 11時~17時/土・日・祝休業)
9/23(月) アクトシティ浜松 大ホール 静岡 13時 S席 13,000円
A席 11,000円
B席 9,000円
車イス 13,000円 
6月2日(日) 静岡新聞社・静岡放送 事業窓口
TEL:054-281-9010(土日祝を除く9時~17時)
9/25(水) 長岡市立劇場 大ホール 新潟 13時 S席 13,000円
A席 10,000円
7月5日(金) TeNYチケット専用ダイヤル
TEL:025-281-8000(平日10時〜17時30分)
9/26(木) 金沢歌劇座 石川 13時30分 一等席 13,000円
二等席 11,000円
6月4日(火) 北國新聞社事業局
TEL:076-260-3581(平日10時~18時)
Zen-A(ゼンエイ)
TEL:03-3538-2300(平日11時~19時)
9/27(金) 石川県小松市
團十郎芸術劇場うらら
石川 ①12時
②15時30分
一等席 13,000円
二等席 11,000円
6月4日(火) 北國新聞社事業局
TEL:076-260-3581(平日10時~18時)
Zen-A(ゼンエイ)
TEL:03-3538-2300(平日11時~19時)
【文化庁・子供舞台美術鑑賞体験支援事業】実施のお知らせ

演目

『祝成田櫓賑(いわうなりたしばいのにぎわい)

今井豊 茂補綴
藤間勘十郎振付

祭りで賑わう江戸の街。鳶頭、芸者らが繰り出し、一同めでたく舞い踊ります。 襲名披露を寿ぐ祝祭気分に溢れた舞踊をお楽しみください。

十三代目市川團十郎白猿襲名披露『口上』

裃姿の俳優よりお祝いの口上が述べられます。
十三代目市川團十郎白猿より、ご来場の皆様へ、襲名披露のご挨拶を申し上げます。

河竹黙阿弥作『天衣紛上野初花 河内山(こうちやま)

 江戸城の御数寄屋坊主、河内山宗俊は、松江出雲守邸で腰元浪路として奉公している質屋上州屋の娘が、 出雲守に見初められたために幽閉されていると聞き、二百両で浪路の奪還を請け負います。
河内山は、上野寛永寺の使僧と偽って出雲守邸に出向き、渋る出雲守を見事説得し、浪路の救出に漕ぎ着けますが、その帰りがけに…。
 河竹黙阿弥の名作『天衣紛上野初花(くもにまごううえののはつはな)』からの一幕。悪党ながらも人物の大きさや色気、愛嬌も兼ね備えた河内山宗俊を、團十郎が演じます。黙阿弥らしい七五調の名せりふも聴きどころです。

出演

市川團十郎

 本名 堀越寶世(たかとし)。1977年12月6日、十二代目市川團十郎(当時十代目市川海老蔵)の長男として東京に生まれる。1983年5月歌舞伎座『源氏物語』の春宮で初御目見得。1985年5月歌舞伎座『外郎売』の貴甘坊で七代目市川新之助を名乗り初舞台。1999年1月浅草公会堂『勧進帳』では弁慶を初役で勤め、大きな話題となる。2000年5月歌舞伎座『源氏物語』ではこれまで祖父、父が演じてきた光源氏を継承し、光源氏を演じられる俳優として高い評価を得る。2004年5月、六月歌舞伎座『暫』の鎌倉権五郎、『勧進帳』の富樫左衛門、『春興鏡獅子』の小姓弥生後に獅子の精、『助六由縁江戸桜』の花川戸助六で十一代目海老蔵を襲名。
 祖父十一代目團十郎を彷彿させる美貌と風姿を持ち、家の芸である荒事はもとより、『熊谷陣屋』の熊谷直実、『寺子屋』の松王丸、『伽羅先代萩』の仁木弾正、『義賢最期』の木曽義賢など義太夫狂言の時代物、『極付幡随長兵衛』の幡随院長兵衛、『与話情浮名横櫛』の切られ与三郎、『夏祭浪花鑑』の団七九郎兵衛などの世話物も積極的に手がけ、成果を上げている。歌舞伎十八番の『毛抜』『鳴神』『不動』が織り込まれている通し狂言『雷神不動北山櫻』を新しい演出・趣向で練りあげたのを手始めに、上演が途絶えていた歌舞伎十八番の復活に意欲的に取り組み、新歌舞伎十八番の復活にも挑んだ。また、2013年には、自主公演ABKAIを立ち上げ、次々と新作を生み出す。2015年から始まった六本木歌舞伎では、演劇や映像などの演出家、脚本家、クリエーター、アーティストと共に新作を創り上げる。海外公演は、2004年10月に十一代目海老蔵襲名披露をパリ・国立シャイヨー宮劇場で行い、その後も2006年5月、6月ロンドン・アムステルダム公演、2007年3月パリ・オペラ座ガルニエ宮公演、2009年9月モナコ・オペラ座公演、2010年6月ロンドン・ローマ公演、2014年11月、2015年10月シンガポール公演、2016年2月UAEフジャイラ公演、3月にはニューヨーク・カーネギーホール公演を行うなど、いずれの舞台も大きな話題となっている。
 舞台以外では、テレビは2003年NHK大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」で主演の宮本武蔵を演じ、映画は2006年「出口のない海」、2011年「一命」、2013年「利休にたずねよ」、2014年「喰女−クイメ−」でいずれも主演を勤めている。2015年より東京2020組織委員会文化・教育委員会委員を務め、2021年東京2020オリンピック競技大会開会式へ出演。2022年11月歌舞伎座『勧進帳』の武蔵坊弁慶、『助六由縁江戸桜』の花川戸助六で十三代目市川團十郎白猿を襲名。
 2001年芸術選奨文部科学大臣新人賞、2007年3月フランス芸術文化勲章シュヴァリエ。

市川右團次

 1963年11月26日生まれ。飛鳥流家元・飛鳥峯王の長男。1972年6月、南座『天一坊』の一子・忠右衛門を本名の武田右近の名で初舞台。1975年、三代目市川猿之助(現・猿翁)の部屋子となり市川右近を名乗る。2017年1月、新橋演舞場にて上方歌舞伎ゆかりの大名跡、三代目市川右團次を襲名。きびきびとした動きと口跡が印象的で、舞台全体の要となる重要な役どころや老け役も演じる。近年では、大きな話題となったスーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』のエドワード・ニューゲート(白ひげ)を勤め、エンターテインメント色たっぷりの舞台を引き締めた。また、『弁天娘女男白浪』の日本駄右衛門や、『十種香』の長尾謙信の貫禄など、古典でも存在感と風格を見せ、『車引』の梅王丸や、『矢の根』の五郎では勇ましい荒事の魅力を見事に表現。際立つ存在感と風格で大いに魅せる。歌舞伎以外ではテレビドラマ「陸王」やバラエティ番組にも多数出演。またオペラの演出を手掛けるなど、マルチな才能を如何なく発揮している。

大谷廣松

 1993年7月21日生まれ。大谷友右衛門の次男。祖父は四世中村雀右衛門。1998年5月歌舞伎座で青木孝憲の名で初お目見得。2003年1月歌舞伎座『助六由縁江戸桜』の禿で二代目大谷廣松を襲名し初舞台。 優しい顔立ちを生かし、女方を軸に活躍する平成生まれの花形の一人。2019年8月には自主公演「九團次・廣松の会」を開催。名作舞踊を再構成した『女夫蝶花臺』で恋する男女の愛と転生の物語を魅せた。持ち前の気品を生かし凛とした武士から色気のある遊女まで、役柄で大きく雰囲気が変わるのが魅力。

中村莟玉

 1996年9月12日生まれ。2004年3月中村梅玉に入門。05年1月国立劇場『御ひいき勧進帳』の富樫の小姓で森正琢磨の名で初舞台。06年4月梅玉の部屋子となり、歌舞伎座『沓手鳥孤城落月(ほととぎすこじょうのらくげつ)』の小姓神矢新吾、『関八州繋馬』の里の子竹吉で中村梅丸を名のる。19年10月梅玉の養子となり、11月歌舞伎座『鬼一法眼三略巻』菊畑の奴虎蔵実は源牛若丸で中村莟玉と改名。中村梅玉のよき後継者として将来の歌舞伎界を担う1人。

市川九團次

 1972年4月4日生まれ。1998年坂東竹志郎を名乗り初舞台。2005年四代目坂東薪車襲名。2014年市川海老蔵門下となり、市川道行を名乗る。2015年1月新橋演舞場で四代目市川九團次を襲名。市川海老蔵一門として全国の公演に出演する他、2016年に初めての自主公演「九團次の会」を開催。3年目となる2018年には舞踊『翁千歳三番叟』『静と知盛』に加え、講談『新吉原百人斬り〜お紺殺し〜』に挑み、魅力の口跡の良さを生かした熱演が好評となる。全国11ヶ所13公演を勤め上げた。テレビCMやバラエティ番組にも多数出演し、「RIZAP」のCMでは鍛え上げた身体を披露。また、滑らかな語り口を発揮し、学生や一般の方へ歌舞伎のワークショップを行うなど幅広く活躍中。成田屋一門になくてはならない存在である。

片岡市蔵

 1958年12月12日生まれ。五代目片岡市蔵の長男。1962年1月歌舞伎座『助六由縁江戸桜』の禿で片岡幸一の名で初舞台。1969年11月歌舞伎座『助六由縁江戸桜』の茶屋廻り金太ほかで六代目片岡十蔵を襲名。2003年5月歌舞伎座『実盛物語』の瀬尾十郎ほかで六代目片岡市蔵を襲名。三枚目から老け役、女方まで幅広くこなす芸達者な立役である。父・五代目市蔵と團十郎家との縁で市川宗家の一門に加わり、海老蔵の「古典への誘い」や『源氏物語』に出演し中核を担っている。六本木歌舞伎『座頭市』では街を牛耳る六樽組の親分権三を勤め、敵役を演じてもただの敵役に終わらせず“悪”の魅力を見せる。確かな腕を持つ、成田屋の舞台になくてはならない貴重な俳優。

中村梅玉

 1946年8月2日生まれ。六代目中村歌右衛門の養子となり、56年1月歌舞伎座『蜘蛛の拍子舞』の福才で加賀屋福之助を名のり初舞台。67年4・5月歌舞伎座『絵本太功記』の十次郎と『吉野川』の久我之助(こがのすけ)、『助六曲輪菊』の白玉他4役にて、八代目中村福助を襲名。92年4月歌舞伎座『金閣寺』の此下東吉と『伊勢音頭』の貢で四代目中村梅玉を襲名。
 1972年重要無形文化財(総合認定)に認定され、伝統歌舞伎保存会会員となる。78年12月『桐一葉』の木村長門守で、84年12月『大經師昔暦』の手代茂兵衛で、87年10月『紙子仕立両面鑑』の萬屋助六で国立劇場優秀賞。85年6月歌舞伎座市川團十郎襲名披露興行3ヶ月連続出演で、11月歌舞伎座『義朝八騎落ち』の朝長で松竹社長賞。86年御園座『鳥辺山心中』の菊地半九郎で名古屋演劇ペンクラブ年間賞。89年度日本芸術院賞。90年第八回眞山青果賞奨励賞、第九回眞山青果賞大賞。93年第十二回眞山青果賞大賞。98年第十七回眞山青果賞特別賞。同年9月歌舞伎座『二条城の清正』の秀頼と『二月堂』の良弁大僧正で松竹会長賞。2007年紫綬褒章。13年日本芸術院会員。22年重要無形文化財保持者(人間国宝)。

製作:松竹株式会社 制作:株式会社3Top 
制作協力:全栄企画株式会社/株式会社ちあふる

お問い合わせ:Zen-A(ゼンエイ)
TEL 03-3538-2300 (平日11:00〜19:00) 
https://www.zen-a.co.jp/