日程 | 会場 | 開演 | 料金 | 一般発売 | お問い合せ |
6/2(土) | セルリアンタワー能楽堂 | ①12:00 |
一等席 6,500円 二等席 5,500円 |
3/4(日) | Zen-A(ゼンエイ) TEL:03-3538-2300 (平日11時~19時) |
6/3(日) | 市川三郷町歌舞伎文化公園 ふるさと会館 |
13:00 | 全席指定 5,000円 | 3/21(水) | テレビ山梨 TEL:055-232-1118 (平日9時30分~18時30分) |
6/8(金) | 仙台市シルバーセンター 交流ホール |
①13:30 ②18:30 |
全席指定 6,500円 | 2/24(土) | ニュース・プロモーション TEL:022-266-7555 (平日11時~18時) |
6/9(土) | かでるホール (道立道民活動センター) |
14:00 | 全席指定 6,500円 | 2/17(土) | 道新プレイガイド TEL:011-241-3871 (9時30分~18時) |
6/12(火) | 三島市民文化会館 (ゆぅゆぅホール) |
18:00 | 全席指定 6,000円 | 3/3(土) |
静岡新聞社 事業部 TEL:054-281-9010 (平日9時~17時) |
6/15(金) | 弁天座 | 18:30 | 全席指定 6,500円 | 3/24(土) | 弁天座 TEL:0887-57-3060 (10時~17時)月曜休館 |
6/16(土) | 内子座 | 13:00 | S席 6,000円 |
3/30(金) | 愛媛新聞社企画事業部 TEL:089-935-2355 (平日9時~17時) |
6/17(日) | 名古屋能楽堂 | 14:00 | 全席指定 6,000円 | 3/3(土) |
中京テレビ事業 |
6/21(木) | 守山市民ホール 小ホール |
14:00 | 全席指定 |
3/9(金) | 守山市民ホール TEL:077-583-2532 (9時~17時) 火曜休館日及び祝日の翌日休館 |
6/22(金) | 大槻能楽堂 | 13:00 | 全席指定 6,500円 | 3/4(日) | キョードーインフォメーション TEL:0570-200-888 (10時~18時) |
6/23(土) | 岡山市立市民文化ホール | 12:00 | 全席指定 6,500円 | 2/24(土) | グッドラック・プロモーション TEL:086-214-3777 (平日10時~17時) |
2月19日現在
舞踊の起こりは、天下泰平や五穀豊穰などを神に祈る儀式であった。今日でも能楽の「翁」は「能にして能にあらず」として特別視され、翁・千歳・三番叟の舞から成る儀式性の高い曲である。翁は集落の長、千歳は若者、三番叟は農民の象徴とも言われ、能楽「翁」を基に数多くの長唄や舞踊が作られたが、大半はユーモラスな三番叟の舞に主眼が置かれたものである。そんな中「翁千歳三番叟」は、三番叟の快活さに加え、本来の「翁」の荘重さも堪能できる大曲となっている。
歌舞伎の松羽目物「船弁慶」から、静御前と平知盛の霊、二役だけを抜き出した舞踊。前半の舞台は摂津国大物浦。兄・頼朝から命を狙われ、この港から落ち延びる源義経は、愛する静御前を都に帰るよう諭す。静御前は義経の前で別れの舞を披露する(都名所)。義経が船出してからが後半。かつて義経と戦い、海に沈んだはずの平知盛の霊が現れる。前半は美しい白拍子、後半は荒れ狂う怨霊と、全く異なる2役の踊り分けが眼目である。
実直な商人として財を成す紀州屋治右衛門には、人殺しや盗みなど悪事を重ね、病に苦しむ女房を捨てて逃げた過去があった。ある大雪の日、治右衛門は往来で物乞いの女に銭を恵むが、その女はかつての女房お紺だった。旧悪の露見を恐れた治右衛門は、お紺を騙して殺害し宿へと急ぐのだが……。予期せぬ再会の場面、水辺での殺しの場面の描写が印象的。女の執念を描いた怪談であるが、人間が持つ悪の本質の怖さを鋭く突いた話でもある。
市川九團次より
皆様方には益々ご健勝の事とお慶び申し上げます。
この度の「九團次の会」では初の試みとなる全国11ヶ所を回る巡業を
させていただきます。これも偏に皆様のご後援のおかげと心より感謝申し上げます。
今回の旅巡業では各地の皆様に、舞踊二題と講談をご披露させていただきます。
ひとりでも多くの方々にご覧いただける有難い試みに身がしまる思いでおります。
技芸向上はもちろん、挑戦をテーマに掲げた「九團次の会」全身全霊で挑みます。
何卒、ご寛容なるご見物並びに、ご後援のほどをお願い申し上げます。
〜プロフィール〜
1972年4月4日生まれ。1998年大阪松竹座で坂東竹志郎を名乗り初舞台。2005年四代目坂東薪車襲名。2014年市川海老蔵門下となり、市川道行を名乗る。2015年1月新橋演舞場『石川五右衛門』のヌルハチ役で四代目市川九團次を襲名。市川海老蔵「GRAND JAPAN THEATER」UAE公演にて舞踊『雨の五郎』の曽我五郎時致を演じ、日本のみならず海外公演でも活躍し、2016年より、九團次として初めての自主公演「九團次の会」にて『太刀盗人』のすっぱの九郎兵衛を勤めあげた。歌舞伎以外では、舞台「Honganji」平将門、「RIZAP」CM出演等、注目されている。
時下、皆さま方にはご健勝にてお過ごしのことゝお慶び申し上げます。
さて、この度、一門の市川九團次が、「九團次の会」を開催させていただく運びとなりました。二年前に初めて自主公演に取り組んで以来、全国各地で公演させていただけますのも、皆さま方のご支援、ご後援の賜物と心よりお礼申し上げます。この度は、古典味溢れる『翁千歳三番叟』、歌舞伎舞踊の醍醐味を満喫頂ける『静と知盛』二題に加え、歌舞伎の人気狂言『籠釣瓶花街酔醒』に材を取った講談『新吉原百人斬』というバラエティーに富んだプログラムで御覧に入れます。 何卒、ご寛容の上、ご来場賜りますよう、私よりもお願いを申し上げます。