あらすじ

 豊臣秀吉が天下統一を果たしてまもない頃。世間では石川五右衛門一家が活躍し、庶民の喝采を浴びている。
 ある日のこと、石川五右衛門(市川海老蔵)の表向きの稼業である白浪夜左衛門一座の小屋の前で、三上の百助(山田純大)、足柄金蔵(前野朋哉)らが、見物客を呼び込んでいる。やがて一座の花形である堅田の小雀(中村壱太郎)が踊っているところへ、何者かに追われるマリオ(市川九團次)が逃げ込んで来る。このマリオは先ごろ駿河沖で襲撃された南蛮船に乗っていた宣教師で、船にはポルトガルの国王から日本の民へ送られた財宝が積まれており、それが何者かによって奪われたことを語る。そして国王の財宝が戦のために使われては元も子もないと五右衛門たちに伝えるところ、不意打ちに遭って殺害されてしまう。
 マリオの話から五右衛門は、この一件が徳川家に仕える柳生宗矩(市川右團次)の仕業であることを悟ると、徳川家の居城のある駿府へ向かう。当の駿府城では、徳川家の重臣である酒井忠次(片岡市蔵)が今回の陰謀を画策した柳生宗矩を叱りつけている。そんな様子を宗矩の子息の柳生十兵衛(中山優馬)は、無念の思いで聞いているが……。
 こうして南蛮船の財宝を巡って五右衛門たちと、宗矩、十兵衛、くノ一お雪(大谷廣松)ら柳生の人々との、お互いの秘術と計略を尽くした物語が幕をあける。

 


【主  催】株式会社3Top/テレビ東京/読売新聞社/ABKAI2017実行委員会
【企  画】市川海老蔵
【制  作】株式会社3Top
【協  力】松竹株式会社
【制作協力】全栄企画株式会社/株式会社ちあふる